サポートライン・レジスタンスライン・トレンドラインは、引く人によって異なる？

過去に頂いたご質問に、簡単にお答えいたします。

『サポートライン・レジスタンスライン・トレンドラインは、引く人によって異なるもの？』

結論から申しますと、自分しか引かない独自のラインに意味はありません。

ラインはより多くの人が意識しているところと同じ場所に引かなければ抵抗線としての効果が生まれません。

ラインを引く際には、独自性を追求するのではなく、徹底して基礎理論に忠実に引くことを練習してください。

水平線を引く意味は、トレンドを基準としたサポートやレジスタンスといった、実際に抵抗として機能した場所に引くラインで、そこには指値注文が集まっているなど、今後の値動きにも影響する場所が存在しています。

トレンドラインも、強いトレンドは角度も維持するという前提から、そこに注文が集中しやすいので、右肩上がりに結んだサポート、右肩下がりに結んだレジスタンスにラインを引くのです。

この様に、明確なルールが存在しますので、ラインは引く人によって異なるものではなく、正しく引くことで効果のある抵抗線としてトレードに活用するものです。