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実際のチャートでトレンドが分かりづらいのはなぜか

過去に頂いたご質問に、簡単にお答えいたします。

『実際のチャートでトレンドが分かりづらいのはなぜか』

結論から申しますと、大小様々なサイズのトレンドや三角・逆三角が複雑に混在しているからです。

【トレンドの定義】
上昇トレンド:連続する高値更新と安値切り上げ
下降トレンド:連続する安値更新と高値切り下げ

一見するととてもシンプルで分かりやすい定義ですが、実際のチャートに当てはめてみると難易度が高く感じます。

非常に分かりやすい1本の上昇トレンドを分解してみましょう。

上画像のチャートを見て、どこがどうなっているから上昇トレンドだと説明できますか?

チャートを細かくジグザグ化させると、中にはたくさんのトレンドや三角・逆三角が混在しています。

ジグザグのトレンドを1つずつ束ねて、1段階ずつ大きくしていきます。

ジグザグのトレンドを1つずつ束ねて、1段階ずつ大きくしていきます。

ジグザグのトレンドを1つずつ束ねて、1段階ずつ大きくしていきます。

最終的には1つの上昇トレンドにまとまりましたが、各段階でそれぞれのサイズのトレンド・三角・逆三角が存在してたのを目の当たりにしたかと思います。

この様に、実際のチャートはフラクタル構造をしているので、『トレンドの定義』に簡単に当てはめることが難しいのです。

※ フラクタル=自己相似性(部分が全体と相似な形を有している)

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